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Index

  • 社会に求められる力
  • 大学入試制度改革について
  • 大学入試制度改革の概要
  • 英語の試験改革
  • グローバル化とは何か

社会に求められる力

    ここ10年ほどで社会の環境はITの発達に伴い変化し、教育を取り巻く環境も大きく変化してきています。今後20年間でさらに様々な状況が変わっていくでしょう。去年、イギリスのオックスフォード大学で人工知能の研究を行うマイケル・オズボーン准教授が、『雇用の未来ーコンピュータ化によって仕事は失われるのか』という論文を発表し世間を驚かせました。この論文では、今後10年で702の職種のうち約47%の仕事がコンピュータによって取って代わられるということを述べています。

    では、ロボットやコンピュータには出来なく、人間にしかできない仕事にはどんなものがあるでしょうか。それは、創造性(クリエイティビティー)を必要とする仕事です。
ここで重要なことは、教育によっていかに創造性を養うことができるのかということです。芸術家だけが創造性を発揮して仕事をしているわけではありません。普段の作業やものの見方・考え方ひとつをとっても、創造性を必要とされる場はたくさんあることに気づきます。
今後、今の子どもたちがつくる社会は、教育を受けさせる側の裁量によるところが大きいでしょう。

    このような未来の見えづらい不安定な時代に必要とされる力が、クリティカル・シンキング(批判的思考力)と呼ばれているものです。クリティカル・シンキングはあらゆる状況でも、それに対応することの出来る力です。このような ”考えられる力” が社会には求められています。


大学入試制度改革について

    2021年度の大学入試から、センター試験が廃止され、新たな入試制度が導入されるようです。
    現在の小学校6年生が、新制度受験の初回の学年になります。 この大学入試制度改革は、単に大学受験の制度とが変わるだけではありません。


大学入試制度改革の概要

  • ◇ センター試験の替わりとなる、「大学入学希望者学力評価テスト」の導入

  • ◇ 学力評価テストでは、「教科型」に加え、教科の枠組みを超えた「合科目型」、「総合型」の導入

  • ◇ 「教科型」の入試は将来的には廃止される

  • ◇ 年複数回実施され、評価は1点刻みの点数制ではなく、レベル制の評価へ

  • ◇ 各大学の個別入試は、受験生の「主体性・多様性・協働性」を重視して選抜する方式に転換

  • ◇ 面接、小論文、集団討論、部活動や課外活動の記録など、高校時代にどのような経験をしたかを重視する「多面的な判定」

  • ◇ 従来の「読む」「書く」中心の入試を見直す。学力評価テスト、基礎学力テストともに「話す」「聞く」も加えた4技能を測る民間の外部試験の活用

  • ◇ マーク式+記述式の試験に移行


英語の試験改革

    民間の英語の試験では、TOEFLの利用が検討されています。2015年から上智大学や立教大学などでもTEAP利用型入試も実施されています。TEAPとは、上智大学と英検とが共同で作った試験で、試験内容は少しTOEFLに近いものとなっています。

    TOEFLは、TOEICや英検などと比較しても難易度が最も高い部類のもので、現在の高校英語と比べて、かなり難易度が高いものです。TOEICは、日本と韓国でしか使われていないのに対し、TOEFLは世界中で利用されているので、海外の大学などはこれを入試の必須項目としているところも多いです。TOEICはビジネス英語よりの内容ですが、TOEFLはアカデミック(学術的)な内容となっていて、各分野の専門用語なども多くあります。

    この制度改革は、グローバル化に伴う社会の需要のが大きいと思われます。国際社会で基礎となる英語力の基準をはかる試験が日本の大学入試にも導入され始めているということかもしれません。


グローバル化とは

    グローバル化とは、地域社会などの垣根を超え、地球規模でものごとを考えるようになることをいいます。 近年、多くの大学の教育理念に、グローバル化に対応できる人材の育成などが掲げられています。

    社会がグローバル化すればメリットとともに、当然デメリットもでてきます。今後このままグローバル化の流れが加速していくという保証もありません。しかし、社会がさらに多様化していき、個人に柔軟な選択を与えられる社会になっていくことは確かでしょう。だからこそ、未知の状況にも対応できる力や能力または柔軟に考え判断できる力が必要となってきます。

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